難陀龍王社(なんだりゅうおうしゃ)
歴史・文化
龍神温泉は、その昔、修験道の開祖である役の行者が発見し、後に難陀龍王の夢のお告げにより、弘法大師が開いたと云われている。その難陀龍王を祀る小社が元湯の玄関前にある。
古くは元湯から対岸にある、現在の元湯別館にわたる橋のたもとに祀られていたが、平成10年、元湯の改築後、現在の場所に移転した。
龍神温泉は、1300年の歴史と、徳川時代には紀州藩主徳川頼宣公がこの温泉を保護し、浴場を設けるなど紀州徳川家の別荘温泉地として栄えてきた温泉。いつの頃からか「日本三美人の湯」の一つと称されている。
「国民保養温泉地」にも指定されている。
※川中温泉・群馬県東吾妻町(旧吾妻町)、湯の川温泉・島根県出雲市
(旧斐川町)、龍神温泉が「日本三美人の湯」と称されている。
所在地 | 田辺市龍神村龍神 龍神温泉元湯前 |