明珠山龍蔵寺(みょうじゅさんりゅうぞうじ)
歴史・文化
応永31年(1424)、龍神氏第8代当主龍神和泉守が菩提寺として建立した。本堂には平安中期に作られたという「日光・月光菩薩」が祭られ、堂内に「釈迦涅槃図」、鎌倉時代に描かれた「法燈国師の肖像画掛軸」、「大般若波羅密多経」600巻が納められている。境内には、室町時代の作である観世音菩薩33体が納めれら観音堂、江戸時代の後期の作とされる阿弥陀如来が納められた阿弥陀堂がある。(龍神村史跡マップ:平成6年龍神村教育委員会編)
現在は臨済宗妙心寺派の寺院として、地域の信仰を集めている。
所在地 | 和歌山県田辺市龍神村龍神大熊544 |