龍神氏(りゅうじんうじ)
歴史・文化
殿垣内に治承4年(1180)源頼氏(源頼政の5男)が、この地に落ちのび館を構え、移り住んだ住居跡と、治承年中に同氏が勧請した八幡神社(市指定文化財)がある。
又、永享12年(1440)に建立された龍神和泉守(龍神氏8代当主 源正長)の墓石があり、下流の皆瀬には龍神氏第12代当主皆瀬弾正の墓(市指定文化財)がある。(龍神村史跡マップ:平成6年龍神村教育委員会編)
皆瀬神社は長禄2年(1458)龍神正直(龍神氏10代当主)が勧請し、文明年間(1469~1486)龍神正氏(龍神氏11代当主)が建立した。
皆瀬神社には明治42年(1909)神社合祀令により旧龍神地区の約20社が合祀されており、毎年11月3日に祭典が行われている。
所在地 | 和歌山県田辺市龍神村龍神 |