小森谷渓谷 トレッキング
小森谷渓谷とは
県内最高峰の龍神岳(1382m)近くの日高川源流域にある。多くの自然林が残るほか、平安時代末期、源平合戦に敗れて落ち延びたといわれる平維盛と恋人だったという村娘、お万との伝説が残る「白壺」「赤壺」「お万が淵」などもある。
小森谷渓谷のみどころ
平維盛について
1184年、平清盛の孫である平維盛(たいらのこれもり)が、源平の屋島の合戦で逃げ延び、家来の衛門と嘉門を連れ護摩壇山のふもと、小森谷渓谷に隠れ住んだ。さらに源氏の軍勢が迫り、維盛は平家の滅亡を知った。平家の行く末を護摩木で占った際に、煙は天に昇らず、谷に下り凶を表わした。維盛はこの結果に衛門と嘉門に別れを告げ、護摩壇山を降り那智の海に身を投げた。
衛門嘉門の滝
これを聞いた衛門と嘉門も渓谷に投身し維盛の後を追ったと言い伝えられている。現在も衛門の滝と嘉門の滝という二つ並んだ滝がある。
お万ヶ淵・赤壺白壺
維盛との叶わなかった恋に、お万も投身自殺を図る。維盛様なくしては化粧もいらぬとお粉を流した際に、川底が白く染まり「白壺」に、紅を溶かした場所は「赤壺」といわれるようになり、今も染まったままである。お万の身を投げた淵も、お万が淵として残っている。
トレッキング マップ
小森谷渓谷
主にブナ・カエデなどの落葉広葉樹林。平 維盛にまつわる伝説を秘めた渓谷。
JRきのくに線紀伊田辺駅
龍神バス急行90分
龍神温泉
龍神バス25分
大熊
20分
殿垣内
60分
出会橋
20分
小森谷入口
5分
白壷
2分
赤壷
10分
吊橋
50分
林道
40分
お屋敷
180分
殿垣内
20分
大熊
龍神バス25分
龍神温泉
龍神バス急行90分
JRきのくに線紀伊田辺駅
護摩壇山→
護摩壇山森林公園ワイルドライフ→大熊
その昔、平家没落後の平 維盛がこの山に隠れ、護摩を焚いて行く末を占ったという故事にちなみ護摩壇山となづけられたという。
南海高野線高野山駅
南海龍神バス急行70分
護摩壇山バス停
10分
護摩壇山山頂
20分
ワイルドライフ入口広場
20分
展望台
15分
林間広場への分岐
80分
林道終点
30分
立石分岐
50分
林道
20分
大熊
龍神バス25分
龍神温泉
龍神バス急行90分
JRきのくに線紀伊田辺駅